セブン&アイ・ホールディングス(HD)の日米に次ぐ海外展開が進まない。欧州進出の足がかりになると見られたポーランドのコンビニ最大手ジャプカ・グループへの出資は、カナダの同業アリマンタシォン・クシュタールにさらわれ、インドではライセンス契約している現地企業が9月に全店を閉店するなど、足踏み感が否めない。

 10月8日の決算説明会で、スティーブン・ヘイズ・デイカスCEO(写真)はポーランドの案件について、「交渉の詳細は差し控えるが、株主価値に照らし合わせたときに、納得できる条件ではなかった」としつつ、「現在も欧州市場には強い関心を持っている。いくつかの選択肢を検討しており、事業基盤を確立しそこを起点に事業を拡大していく」と語った。インドについても「(相手先の)マスターフランチャイジーが下した判断。当社はインドの消費者に引き続き商品やサービスを提供していくべく、計画を策定している」(デイカスCEO)とした。

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