ヤマダホールディングス(HD)は、TechSuit(東京都千代田区)が実施する総額5億円の第三者割当による新株式発行を引き受けるとともに、業務提携を行うと発表した。 

 TechSuiteは、2021年9月に設立したスタートアップで、DXコンサルティングや生成AIを活用した記事作成サービス、採用支援サービスなどを展開している。クライアント企業内に常駐しながら、生成AI・ビッグデータ活用の方法をクライアントに直接移転し、人材育成を通じた内製化まで支援する点が特長だ。TechSuiteは、ヤマダHDに常駐して支援業務を行っており、ヤマダHDは、「当社の企業文化や仕組みを深く理解し、当社が進める”ヤマダ経済圏の拡大”にAI・DXの面で貢献できる」と判断し、今回の業務提携に至った。

 業務提携での取り組みは、「ビッグデータを活用した”くらしまるごと”モデルの実現(”ヤマダ経済圏”の拡大)」「生成AI活用推進」「人材育成及びノウハウシェア」を予定している。