良品計画は11月20日から、猫関連のペット用品を全国の無印良品とネットストアで順次発売する。

 コロナを機にペット市場は拡大傾向にあるが、中でも室内飼育が推奨されている猫は近年人気が高い。良品計画では、猫向けの素材を生かしたごはんやおやつ、無印良品の定番家具と同じシリーズの猫用家具を発売し、顧客の裾野拡大を図る狙い。

 食品では、国産鶏肉や大麦を使い、かつおやまぐろの魚だしで仕上げたごはん(2サイズ)や、グルテンフリーで化学調味料や着色料を使用せず、国産米粉を使用した乳酸菌入りのピューレ(4種類)などを品揃え。

 一方家具では、猫用の「スタッキングシェルフ」や「壁に付けられる家具」のほか、ペット用の丸洗いできるクッションなどを発売する。

 猫用の「スタッキングシェルフ」は、猫が階段状になった本体を登ったり、縦穴と横穴を通ってシェルフの中を移動することができる仕様で、無印良品の定番商品「スタッキングシェルフ」との連結が可能だ。

 定番ソファの「体にフィットするソファ」とペット用クッションも、カラーを合わせて発売する。

 良品計画は、人と猫が一緒に「快適に暮らす」ことを考えた良品計画ならではの設計、デザインを訴求し、競合との差別化を図る。