加盟店との関係強化で、低迷感の打破に挑む。
セブン&アイ・ホールディングスは4月17日、セブンイレブン・ジャパンの新社長に阿久津知洋執行役員(写真右)が昇格する人事を発表した。同氏はオペレーション本部の副本部長などを務め、32年の社歴の大半を加盟店支援の部門で重ねたエキスパートだ。同日、都内で開かれた記者会見にて、阿久津氏は「現場の声こそがすなわち今私たちが直面している課題。この課題をしっかり受け止め、支援していくことが私の使命」と意気込みを語った。
会見ではまず、現社長の永松文彦氏(写真左)が社長交代の経緯を説明した。