日本アクセスは3月5日、「新商品グランプリ2025年春夏発表会」を開催し、各部門の受賞商品を発表した。
「新商品グランプリ」は日本アクセスが食品メーカーの新商品を紹介し、購買につなげる販促企画だ。同企画の特徴は一般の消費者が審査員を務めることにある。今年1月に開催された展示会「日本アクセス春季フードコンベンション2025」において、同社のLINEフォロワー約5万人から選ばれた一般消費者計120名がエントリー商品を試食。味・コスパ・使い勝手・オリジナリティ・トレンド・おすすめ度などの評価を集計し、ランキングを決定した。

日本アクセスは「新商品グランプリ2025年春夏発表会」を3月5日に同社本社ビル(東京・大崎)で開催した

発表会の後は受賞商品の試食ができる場を設けた
今春夏のグランプリには、加工食品36品、冷蔵食品15品、冷凍食品17品、アイス11品、計79品がエントリーした。中で栄えあるグランプリに輝いたのが、理研ビタミンの「パッとジュッと ねぎ塩麹チキン用」(60g)だ。パウチ入りの調味料で、切った鳥むね肉を同商品に入れるだけで、冷凍ストック用の味付け肉が完成する。食べたい時に凍ったままフライパンで加熱すれば一品が完成するため、お客の「タイパ」ニーズにも対応しているのが特徴だ。加工食品部門のランキングでも第1位となり、理研ビタミンは秋冬に続き、グランプリ2連覇となった。

今春夏のグランプリに輝いたのは理研ビタミンの「パッとジュッと ねぎ塩麹チキン用」(60g)

写真左は日本アクセスの服部真也社長、右は佐々木淳一会長