ヤオコーは9月25日、埼玉県久喜市に「東鷲宮店」をオープンする。
店舗はJR・東鷲宮駅東口の駅前通り沿い、駅から徒歩約8分の場所に立地し、車でのアクセスも良好だ。
現時点での1km圏内の商圏人口は、1万5000人(6000世帯)だが、周辺では、戸建てやマンション分譲が進行しているため、将来ファミリー層の増加が見込まれる有望エリアと言える。
東鷲宮店は、2階建てのショッピングセンター(SC)の1階に出店。売り場面積813坪の大型店だ。
品揃えは「ヤングファミリー層」に特化している点が特徴だ。
農産は、ヤオコーこだわりの高糖度ミニトマトを値頃で販売するほか、旬の果実は産地フェアを行い、少量目・大量目・ギフト品に対応した品揃えで提供。花は、日常向けの季節の洋花を華やかな売り場で販売する。
鮮魚は、近海魚の対面販売を実施するほか、即食需要に応え、切りたての新鮮な魚を使った鮮魚鮨などを品揃えする。
精肉は、頻度品である豚肉では、ヤオコーオリジナル三元豚を中心に、ステーキや焼肉用の商品を提案。また、夕市を毎日実施し、賑わいを創出する。
惣菜は、バラエティ豊かな品揃えを用意。ランチタイムやディナータイムに合わせて出来立てを訴求する。ランチタイムには「ローストビーフ焼おむすび」を、夕方からは、ライブ感あるオープンキッチンの鉄板で 「鉄板焼ガーリックライス」などの炒めしを提供するほか、出来立てのおつまみを手に取りやすい価格で提供する。このほか、店内加工の冷惣菜「 CREATIVE y’s DELI 」やローストビーフを使用した握り・おむすびも提供する。
インストアベーカリーも、夕方に焼きたてピザの販売を実施。要望に応じてカットもする。
なお、同SCの2階には久喜市桜田コミュニティセンターのほか、こどもの遊び場や学習塾、スギ薬局、ダイソーなど、ファミリー層向けのテナントが計16店舗出店。平日休日ともに利用が期待できるSCへの出店でヤオコーは足元客の固定化を図る構えだ。