――SIPストアをやって、永松社長が思ったことは何でしょう。

 永松 やっぱり過去の経験の中だけでやっていては、ダメだなと。新しいことをやってみて初めて自分たちの殻を破れるし、今まで気づかなった可能性も見えてくる。今のセブンイレブンはまだまだ道半ば。SIPの状況を見れば、それは明らかです。ただ商圏のお客様のニーズに合った品揃えをすれば、日販を大きく伸ばせる。それをSIPで痛感したので、IR説明会では「まだ10万円は行ける」とつい口走ってしまいました(笑い)。これは社会に約束した数字ではないんですけど、私は内心行けると思っています。

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