カインズの2024年2月期業績が増収減益で着地したことがわかった。

 5月9日にワークマンが公表した親会社の決算資料によると、カインズの売上高は4437億9600万円(前期比3.3%増)、営業利益194億1600万円(19.7%減)だった。トップラインは伸びたものの、原価率がそれ以上の伸びとなったことで売上総利益が減少。また販管費は前年よりも伸びたことで営業減益となった。

 カインズはホームセンター業界で3位につけている。1位はDCMホールディングスで23年度売上高は4813億円、営業利益286億円。2位はコーナン商事で売上高4563億円、営業利益240億円。業界4位のコメリは売上高3569億円、営業利益220億円でカインズの次につけている。