国分グループ本社は4月23日、東京都千代田区の帝国ホテルにて「2024年国分輸入洋酒・JWINE展示試飲会」を開催した。得意先約900人を招待し、世界各国のワイン、ウイスキー、リキュール、また国産のワイン・厳選和酒など多彩なラインアップを提案した。
輸入洋酒は16カ国から約330アイテムが揃った。会場の中央では、今年度から国分のラインアップに加わった、イントレピッド・スピリッツ社（アイルランド）のリキュール「コカレロ」を大きく展開した。以前はバーやクラブなどでの導入がメインだったが、今後は家庭用でのさらなる浸透に向け、営業活動に注力する。飲み方提案やグラスを付けた販促の実施などで定番化を図っていく。
取り扱い開始から40周年を迎えたイタリアワインの「パスクア」は、1000円を切るリーズナブルなテーブルワインからDOCG（最高格付け）まで、高い技術に裏打ちされた幅広いラインアップを提案した。また、スコッチ「トマーティン」は5月24日公開予定の映画「帰ってきたあぶない刑事」に特別協賛。話題づくりでブランドのファン拡大につなげる狙いだ。
JWINE・和酒では約70アイテムが出品された。中でも「日本ワインの父」と呼ばれる川上善兵衛が立ち上げた新潟の岩の原葡萄園や、道南の地に根付いたワイン造りにこだわるはこだてわいんなどに注目が集まった。
