「ドラッグよりは高い」微妙な立ち位置

 生鮮も扱い低価格が売りのローソンストア100が「コンビニ業界で一人負け」(業界関係者)の危機に瀕している。

 2023年の主要コンビニ6社の既存店売上高が3月以降ほぼ一貫して前年比増で推移する中、ローソンストア100は11月から前年割れが続き、直近の今年2月は95.7%まで低下した。特に深刻なのが人気のバロメーターともいえる客数で、23年は2月(100.9%)と4月(100.3%)を除いて全月で前年割れ、今年2月には92.6%に下落。23年、すべての月で客数を伸ばしている親会社ローソンとの差は、直近の今年2月で10.1ポイントまで拡大した。

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