中計3カ年で860億円の大型投資

 果たして一枚岩となれるのか――。

 中国・四国地方を地盤とするフジは3月1日、マックスバリュ(MV)西日本と統合し、新会社として始動した。これに先立ち、1月30日に開いた経営方針発表会では、今後3年間でデジタル化を含めた店舗改革などに860億円を投じる中期経営計画を発表。発表会の会場には、最近めっきり公の場に出る機会の少なくなったイオンの岡田元也会長(写真右から2人目)も出席していた。人口減少が著しい中四国でさらなる成長を図れるか。その成否はひとえにイオングループとの融和と、そこからのシナジー創出に懸かっている。

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