肉屋が作る寿司、刺身の盛り合わせも絶品

「困った時の肉料理」。夕食の献立にその肉料理で圧倒的な支持を集めるのが、JMホールディングス(HD)のスーパーマーケット(SM)事業だ。精肉の売上高構成比は26.7%(2023年7月期)と突出。だがそれだけではなく、鮮魚、青果を加えた生鮮3部門では54.2%と半分超の売上高を占める。SMの柱となる生鮮3部門での卓越した専門性と安値を駆使した集客力。同社の強さと差別化戦略はここに凝縮されている。 

 その特徴をより良く見せるのは、JMHDの中核企業ジャパンミートが展開する生鮮館だろう。生鮮館は商圏が広くとれ、集客力のあるホームセンター「ジョイフル本田」内に主として出店。千葉ニュータウン店(千葉県印西市、冒頭写真)も巨大なジョイフル本田店舗の最も奥に出店している。10月14日土曜日の夕方に同店を訪れると広大な敷地の駐車場はほぼ満車状態。広域からの集客が窺われる。

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