食品スーパー、オギノが10XのECプラットフォーム、Stailer(ステイラー)を活用したネットスーパーのサービスを8月21日に開始した。甲府市・甲斐市でスタートし、9月からは韮崎市・南アルプス市・富士川町・中央市・昭和町にも拡大していく計画だ。
オギノは、山梨県を中心に47店舗を展開するローカルスーパーで、2012年からはネットスーパーにも参入、現在、4店舗でサービスを実施している。同社によれば、ネットスーパーはコロナ禍をきっかけに利用者が増加、感染状況が落ち着いた現在でも約10%の成長を続けている。今後さらなる事業の成長が見込まれること、顧客ニーズの多様化への対応が必要になってきたことなどから、ステイラーを活用したサービスへの切り替えを決めた。
今回の刷新で、品揃えの拡充や配送効率の改善などが進むほか、紙ベースのオペレーションのデジタル化や商品マスタの半自動化により、スタッフの負担軽減や効率化も進むと見ている。