10万人超のデータを生かし未病対策サプリを開発

 ドラッグストアの社会的な存在感がより高まっている。高齢化や生活習慣病患者の増加から、日本の医療費は増加の一途だ。そこで重要となるのが未病の予防。ドラッグストアでは、様々な健康食品を通じて、地域の健康を支える役割を担っている。中でもニーズが高いのがサプリメントだ。ユーグレナは2017年に「未来の自分を健康にする」をブランドコンセプトに、「ユーグレナ・マイヘルス」を立ち上げ、個人向けの遺伝子解析サービスを展開。遺伝子データを蓄積しつつ、調剤薬局との連携など研究活動を行ってきた。

 遺伝子解析サービスでは、個人の体質・健康リスクの遺伝的傾向など約350項目以上の遺伝子型を解析。遺伝的傾向についての結果を提供している。遺伝子解析へのニーズの高まりとともに、ユーザー数は毎年増え、23年にはユーグレナ・グループでの累積販売件数は10万人を突破した。各種検査や遺伝子解析で国内トップクラスのデータ量を保有し、その統計データと連動したニーズの高い新素材を使い、サプリの開発に成功。今秋から日雑卸最大手のPALTACと連携を強化し、ドラッグストア専用サプリ「ユーグレナ・マイヘルスディフェンシア」でサプリメント市場に本格参入していく構えだ。

生活習慣病予防系サプリ「アクティブライフ」(30日分
ダイエット系サプリ「スリムライフ」(30日分)
ストレス緩和作用が期待できる「CBD」

新素材を使いヘルスクレーム五つ以上を訴求

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