三井不動産は1月9日、千葉県船橋市の商業施設「ららぽーとTOKYO‐BAY」の北館の一部約70店を閉店した。建て替えのためで、新施設の詳細やスケジュールは今後発表するとしている。

 今回閉店となったGU、無印良品、スーパースポーツゼビオなどの大型テナントは、ららぽーと北側のビビット南船橋に2月以降、移転オープンする。くまざわ書店やH&Mはららぽーと内に移転する。北館のフードコートも閉鎖されるが、西館に約670席、11店舗の規模に拡大して3月2日より移転リニューアルの予定だ。

 ららぽーとTOKYO‐BAYは1981年4月に開業。2020年度末時点で、三井不動産のリージョナル型商業施設では最大の10万2000㎡の店舗面積を有する。19年度末の売上高は750億円で、店舗面積上位10店の中ではラゾーナ川崎プラザの920億円に次ぐ。