お客の厳しい評価が新業態構築を後押し

 ベイシアが新業態を打ち出した。1980年の開業以来、40年以上営業してきた大田原店(冒頭写真、栃木県大田原市)を2021年10月に閉店し、11月23日にリニューアルオープンした「フーズパーク大田原店」がそれだ。  

 フーズパークのコンセプトは、食品の鮮度とおいしさにこだわった「食のテーマパーク」。3307㎡の広大な売り場はメインが食品で、一部日用品も扱う。ベイシアは従来、「スーパーセンター(SC)」(売り場面積5000〜1万㎡)、食品と実用衣料、生活消耗品を扱う「フードセンター(FC)」(4000〜5000㎡)、食品と日用品を扱う「スーパーマーケット(SM)」(2000〜3000㎡)、生鮮食品と加工食品が中心の「ベイシアマート(BM)」(500〜800㎡)の四つの業態を展開してきた。フーズパークは面積的にFCとSMの間に位置づけられる。

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