限定的な大手小売業の価格凍結
1年程前から食品、日用雑貨品、身の回り品など、ありとあらゆるものの値上げラッシュが連日メディアに報じられている。
帝国データバンクが4月16日に発表した食品主要105社の価格改定動向調査によると、2022年以降の値上げ計画数は累計6167品目、価格改定率は平均11%となっている。このうち60%超の4081品目は1~4月にすでに値上げ済みだ。身近にあるスーパーマーケット(SM)やドラッグストアで価格を調べると、パン、冷凍食品、加工食品、紙類などは小売価格にも転嫁されているのが確認できる。