イオンネクスト準備は、新たに立ち上げるネットスーパーの物流を担う子会社であるイオンネクストデリバリーについて、物流大手SBSホールディングスによる増資受け入れに同意したと発表した。
イオンネクスト準備は2023年に英国ネットスーパー専業・オカド社の最新ノウハウを採り入れ、最先端のAIとロボティクス技術を導入した日本初の顧客フルフィルメントセンター(CFC)「イオン誉田CFC」(千葉市)の稼働開始に向けて建設を進めている。今回の出資合意で、CFCにSBSグループが有するラストワンマイルの豊富な物流オペレーションノウハウを融合させることにより、幅広い品揃えの新鮮な食料品や日用品を利用者の欲しいタイミングで自宅への配送が可能になる。
今後、SBSグループが持つ配送オペレーションやインフラ機器の設備、中継拠点の調達・整備、EVの活用、ドライバー採用や教育などの知見をANDが受けることにより、日本のネットスーパーの中で最も支持されるサービスを確立させ、ラストワンマイルにおける顧客満足の最大化に取り組んでいくとしている。