クスリのアオキが、2月8日よりオンライン服薬指導・処方箋薬宅配サービスを一部店舗で開始する。同サービスのプラットフォーム「SOKUYAKU」を運営するジェイフロンティアが発表したもので、アオキの23店舗に「SOKUYAKU」を導入する予定だという。これにより、利用者は来店せずに処方箋薬を受け取ることができる。また、店舗で販売するドラッグ商材を処方薬配達時に一緒に届ける「ついで買い」の機能も提供する予定だ。

 クスリのアオキでは、昨年11月から一部店舗でUber Eatsによる食品や生活用品の宅配サービスを開始、さらに今年1月5日からは、石川県、関東、関西などの29店舗で2類、3類の医薬品の宅配も始めた。

 宅配サービス強化の背景には、2020年8月から既存店売上高の前年割れが続いていることもあり、来店できない層の需要を取り込み、業績拡大につなげたいという狙いがあるものと見られる。