屋号は別でも中身の一本化を進める
――本日(1月6日)、関西スーパーマーケットの株式の買取請求額を発表しました。ようやく一区切りですね。
林 スタート台につく準備が少し整ってきたという実感はあります。エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングとしては、関西スーパーとのシナジーを次の中期経営計画にどう盛り込んでいくか。5、6月には少しお話しできるようにしたいと思っています。
――関西スーパーの幹部とはどんな話をされたのですか。
林 年初に皆さんに集まっていただき、これから一緒にやっていきましょうと申し上げました。一緒にやればお互いの違いが分かる、違いが分かれば自分達自身のことがもっとはっきり分かる。その上で目指すべきものに向かって一緒に進んでいこうと。ですので、お互いの違いや課題をしっかり共有した上でどんな設計図を描いていくか。その入り口みたいなものを、まずは皆様にお示ししたいと思っています。