加盟店利益の漸減傾向が続く

 コンビニエンスストア経営に様々な難題が振り掛かり、抜本的な改革を迫られる転換期を迎えている。

 大手3社の2020年3~8月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3社揃って減収減益に陥るという初の事態となった。大量出店、ドミナント戦略、24時間営業、定価販売、画一的なオペレーションなどビジネスモデルの根幹をなす仕組みの至るところに綻びが見え始めている。小手先の弥縫策でなく、本部コスト構造も含めた抜本的な改革なくして、安定成長は望めなくなっている。

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