「果たしてどこの大手が買うのか――」。ほかでもない、米国の大手コーヒーチェーンであるスターバックスが4000億~5000億円程度で日本事業売却を検討していると報じられ、国内の外食業界が色めき立っている。
2026年8月で銀座に1号店(冒頭写真、銀座松屋通り店)を出してから30周年を迎える日本法人・スターバックスコーヒージャパンの業績は堅調だ。世界のスタバの中で占める売上高は約6%にすぎないが、25年9月期の売上高は3401億円と5期連続で増収。インフレによる原材料費の高騰や人件費増などで純利益こそ147億円と前期比約3割減となったものの、今年3月末時点での日本の店舗数は2116店と1年で100以上純増。国内のコーヒー市場は、喫茶店・カフェ業態を合わせると約6万店弱で約1.2兆円規模に達する成熟市場であり、その中でスターバックスは9割が直営かつ地域密着戦略がとられていることでサービスの質が高いだけでなく、メニューにも飽きが来ない。


















