サツドラホールディングス(HD)は6月19日、MBOを実施すると発表した。出資するのは三菱商事系投資ファンドの丸の内キャピタルで、グループ会社を通じて6月22日から8月3日までTOBを行う。2027年前半の予定で、丸の内キャピタル66.6%、サツドラHDの創業家・富山家の資産管理会社トミーコーポレーションが33.4%を保有するという。成立すればサツドラHDは上場廃止となる。

 サツドラHD株は和歌山のドラッグストアのエバグリーンなどを展開する廣岡が買い増しを進めており、直近で保有割合を17.67%まで高めていた。

 サツドラHDは足元で業績が振るわず、MBOと同時に発表された26年5月期連結決算も売上高1005億円(前期比0.4%増)、営業利益14億円(12.9%減)、純利益4億円(43.4%減)の大幅減益に沈んだ。今後はファンド傘下で業績の立て直しを図るとみられ、将来的には丸の内キャピタルの出口戦略が新たな焦点となる。