イズミは6月9日、九州エリアでスーパーマーケット事業を担う完全子会社3社の統合に向けて動き出したと発表した。同日開催した取締役会で基本計画や準備開始について決議した。ゆめマート熊本を存続会社、ゆめマート北九州およびサンライフを消滅会社とする吸収合併を3月1日に予定する。所在地や代表者などについては検討中で、決定次第開示する。また、合併後の屋号は「ゆめマート九州(仮称)」としているが、今後変更となる可能性があるという。
イズミは今回の合併について、九州エリアで競争環境が激化していることを踏まえて「組織および業務の一体化を進めることにより、営業サポート機能の強化、管理・バックオフィス機能の効率化および高度化、グループガバナンスの強化を図ることが目的」と説明している。
また、あわせて連結子会社の備中開発を9月1日に吸収合併することも発表した。備中開発はショッピングセンター「ゆめタウン高梁」の管理・運営を担っているが、直営店舗のテナント化が完了し、現在は不動産の保有・管理が中心の法人となっていることから、吸収合併によりグループの一段の効率化を図る。
同社は債務超過の状態だが、イズミは合併に先立ち、債権の一部(貸付金2億3000万円)を放棄し、債務超過状態を解消した後に合併を行う予定だ。債権放棄により、2027年2月期のイズミの個別決算において特別損失を計上する予定だが、同期の連結決算においては相殺消去されるため、影響はないとしている。
















