「焦土に開く」。年配のイオン(岡田屋、ジャスコ)出身者なら、この言葉を思い出した人もいるだろう。2026年7月28日、最大震度7を観測し、大きな被害をもたらした「令和8年熊本地震」。その後、イオンモール熊本(冒頭写真)で起きた爆発事故の悲惨な現場に、太平洋戦争中、米軍の爆撃を受けた三重県四日市の岡田屋跡地へ約40坪の店舗を再建した際に掲げられた広告の光景を重ねても、不思議ではない。
壊滅的な被害を受けたイオンモール熊本は、10年前の熊本地震でも被災した。その後、18年に増床し、災害対策を施したうえで本格営業にこぎ着けた。災害時には地域生活を支える拠点と位置づけられていたが、皮肉にも今回の地震と爆発により、再び営業休止を余儀なくされた。イオン社長の吉田昭夫氏は地震翌日に現地で記者会見し、「尊い命を失われた方々がおられる事態を招いたことを大変重く受け止めています。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。





















