イオンモール過去最高更新の好業績。高齢者は店内を歩くだけで疲弊、敬遠しそうな大型モールがなぜ。そんな疑問を持っての取材だったが、話を聞くほどに納得。夏の暑い盛りには、足を運んでみようかと思う。だが、集客の仕掛けは、体験・交流の場に留まらず、実に多種多様。地域によっても異なる。その積み重ねが集客の原動力と言えそうだ。(インタビュアー・栗田晴彦)
体験・交流の場の機能はもうマスト
――25年度は営業収益、営業利益ともに過去最高を更新しました。
大野 我々は現在201(国内162、海外39)のモールを持っています。その既存施設の価値をどうやって高めていくか。私は24年5月に着任したんですが、これを最優先課題として活性化を積極的にやっているんですね。その効果が出てきたことが、まずは一つ大きくあります。もう一つはコスト要因で、収益が厳しい施設を閉鎖しています。昨年度は中国で2カ所、国内も都市型SCの聖蹟桜ヶ丘オーパと心斎橋オーパを閉めましたし、水戸オーパも今年7月に閉鎖します。それと業務の効率化などで経費を削減する収益構造改革もやっていますので、こうしたことの効果がトータルで出てきているというのが今の状況です。


















