ファーストリテイリングは12月22日、2026年3月入社の日本の新卒社員の初任給を改定すると発表した。

 今回の改定により、グローバルリーダー候補の初任給(月額)を、現行33万円から約12%増の37万円とし、年収の目安を現行の526万円から約12%増の約590万円に引き上げる。

 また、地域正社員の初任給は、現行25万5000円から約10%増の28万円、年収の目安を現行約407万円から約10%増の約447万円とする。

 年収は賞与年2回・決算賞与を含むほか、時間外勤務手当、通勤手当は別途支給する。

 ファストリは、「グローバル水準の仕事に挑む新入社員の処遇をさらに充実させることで、優秀な人材の採用競争力を高め、少数精鋭の組織への変革を推進する」としている。