アークスは11月5日、成長投資計画及びキャッシュアロケーションを柱とした成長戦略を公表した。
アークス設立30周年となる2033年2月期(32年度)に売上高1兆円の目標を掲げた。3800億~4000億円の資金を確保し、成長投資や株主還元に充てる。
資金は、現預金800億円のほか、営業キャッシュフロー(CF)で2500億~2600億円、財務CFで500億~600億円を確保する。これを成長投資2400億~2500億円、株主還元500億~600億円に充てる計画だ。
成長投資は、M&Aや改装・設備、新規出店、IT・DX、人的資本・BCP・脱炭素などの分野を見込む。また株主還元では目標配当性向40%を掲げている。
ROEは8%を目標に掲げる。ノウハウの共有などでグループ各社間の収益格差を是正し、次期基幹システムへの更新、物流システムの統一などDX推進により生産性を向上、適正な在庫管理、積極的な株主還元の推進及び資本政策の強化で目標達成を目指す。















