スケートパークをフックに
Z世代の取り込みを狙う

 三井不動産は6月23日、千葉県木更津市の「三井アウトレットパーク木更津」を増床オープンした。今回の第4期増床計画により、新たに30店舗が加わり、開業時の2倍となる全330店舗、店舗面積は計5万3100㎡に拡大。国内最大級のリゾート型アウトレットモールへと進化を遂げた。

 増床エリア「ウエストゾーン」では、施設内の滞在価値や体験機能を高めることに重きを置いた。人工芝を敷いた約700㎡の大屋根広場「ルーフテラス」では、スポーツやエンタメ、フード関連のイベントを実施する。6月20日のプレス説明会では、「ルルレモン」によるヨガイベントが開催され、新たな賑わいを生み出していた。また、Z世代の取り込みを狙い、スケートショップ「instant skateboards」が運営するスケートボードパークを常設。スクールや大会の開催を通じて、物販に留まらない来館動機を提案していく。

ルーフテラスではヨガイベントなど様々なスポーツイベントを開催する予定だ
若い世代の取り込みを狙いスケートパークを常設。物販以外の来店目的を創出する

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