マックスバリュ(MV)東海の2025年2月期第2四半期、連結の営業収益は、1880億円(前年同期比3.6%増)、営業利益62億円(同8.6%増)と増収増益で着地。経常利益、純利益も増益で、営業収益から各段階利益までいずれも過去最高益を更新した。

 2月期決算のSMの多くが増収減益で、その理由として賃上げや改装などの積極投資を挙げている。MV東海も2年連続の大幅賃上げを実施したほか、2店舗の出店、11店舗の改装、電子棚札導入などの投資も積極的に行ったことから、販管費は前年同期比1.9%増となった。しかし、効率化投資などで人時生産性は133円改善、人件費の伸びを0.9%に留め、システム投資などが増加したものの、販管費の伸びを1.9%と粗利の伸び(2.6%増)以内に抑えたことで、営業利益が8.6%増と大きく伸長。営業利益率も3.4%となり、前年同期比で0.15ポイント改善した。

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