マックスバリュ東海は10月5日、2023年2月期中間決算を発表した。営業収益は1735億9000万円、営業利益が前年同期比9.4%減の45億7200万円、経常利益が同10.9%減の45億8200万円、四半期純利益が同5.5%減の29億4000万円の減益だった。なお、今期より収益認識に関する基準を適用したため営業収益の前期比増減は非開示。
上期はコロナ特需の反動に加え、値上がりの影響により既存店売上高は98.2%と低迷。作道政昭社長は「お客様の生活防衛、節約志向に対し、価格の打ち出しが不十分だった」と反省を口にする。商品面では、地域の「じもの」を使った独自商品を「ローカルトップバリュ」として開発を強化。価格据え置きを打ち出しているイオンPB「トップバリュ」が伸びていることから、下期も強化する方針だ。