マックスバリュ東海は4月12日、2023年2月期決算を発表した。営業収益は3511億700万円、営業利益が103億200万円(前期比8.8%減)、経常利益が102億8500万円(8.4%減)、当期純利益が61億6900万円(18.8%減)の減益だった。なお前期より収益認識に関する基準を適用したため営業収益の前期比増減は非開示だが、適用前の基準で比較すると実質増収だという。

 前期は新店5店舗(小型店4店舗)を名古屋市と浜松市を中心に出店し、ドミナントを強化。改装も大型改装3店舗を含む16店舗で実施したことで売り上げを牽引した。商品面では簡便ニーズの高まりを受けてデリカが拡大したほか、冷凍食品が「前期比107.5%と伸長」(作道政昭社長、冒頭写真右)したことで、下期以降、客数が回復し客単価も向上。既存店売上高は上期98.2%だったが、下期は101.5%と反転し、通期では99.9%とほぼ前期並みで着地した。だが、電気代や原価の高騰に対応しきれず利益を下げた。

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