ベルクは9月から新たに「従業員遺族サポート制度」を導入したことを発表した。これは、従業員が亡くなった際に、その遺族を支援する内容で、従業員や遺族が安心して働ける環境整備を目的としている。

 具体的には、18歳(大学生は22歳)以下の子を扶養していた従業員が亡くなった場合、「遺児育英支援金」(最大642万円)を支給する。在学区分に応じて、毎月支給される月額支援金と、入学時に支給される入学支援金で構成される。

区分月額支援金入学支援金(一時金)
未就学20,000円
小学生20,000円50,000円
中学生20,000円50,000円
高校生・高専生30,000円100,000円
専門生・短大生・大学生30,000円100,000円

 また、遺族の就業サポートも行う。亡くなった従業員の配偶者や子(中学生を除く15歳以上)がベルクグループでの就業を希望する場合、居住地や就業希望条件を考慮した上で、グループ内の事業場(店舗・本社・センター・ホームデリカ)などでの就業が可能となるよう支援を行う。