西友は、9月25日から、楽天グループ(以下、楽天)が運営する「楽天全国スーパー」へ出店、店舗出荷型のネットスーパーのサービスを開始する。また、楽天も、これまで展開してきた倉庫出荷型の「楽天西友ネットスーパー」を、同日から「楽天マート」に名称変更する。
西友と楽天は、2018年に合弁で楽天西友ネットスーパー株式会社を設立し、ネットスーパー事業を運営してきた。しかし、昨年12月、合弁関係を解消し、楽天西友ネットスーパーを楽天の完全子会社化するとともに、同社が運営していた事業のうち、倉庫型ネットスーパー事業を楽天が継承。西友は店舗出荷型ネットスーパー事業を単独運営する形へ移行することを発表していた。
移行期間を経て、今回、西友が「楽天全国スーパー」に出店し、「西友ネットスーパー」の名称でサービスを開始。楽天の倉庫型ネットスーパーは、「楽天マート」として展開することになった。なお、楽天西友ネットスーパーの社名も、8月8日付で楽天マートに変更する。