バローホールディングス(HD)は3月18日、食品卸・トーホーの子会社である食品スーパー・トーホーストアから、西長田店(神戸市長田区)、ポーアイ店(神戸市中央区)、阪神大石駅店(神戸市灘区)の3店舗を買収したと発表した。同社子会社である中部薬品が運営する。買収価格は約4100万円。
兵庫県神戸市を中心にドミナント展開するトーホーストアは1963年に神戸地区1号店を出店。バローHDとは2015年に資本業務提携を締結して以来、PB商品を卸すなどの協業体制にあり、関係性を深めてきた。中部薬品がトーホーストアから譲受する店舗は今回の3店舗を含むと合計11店舗となる。このほか、トーホーストアは、バローHDの子会社である、大阪の地場スーパー「八百鮮」に3店舗、「ヤマタ」に2店舗、計5店舗をそれぞれ譲渡している。
トーホーストアの23年1月期は、売上高が前期比8.1%減の161億円、営業損益は7億円の赤字だった。