キリン堂ホールディングス(HD)は2月29日、取締役の人事異動を発表した。

 今回新たに取締役に選任されたのは、子会社であるキリン堂の執行役員経営改革室長を務める寺西廣行氏とサンドラッグ社長の貞方宏司氏、 ダイレックス社長の多田高志氏の三名。なお、現・取締役の平山智晴氏は退任となる。いずれも同日付。

 サンドラッグは、キリン堂HDの非上場化を共同で実施したベイングループが助言している投資ファンドから、キリン堂HDの株式33.4%を買い取り、持分法適用会社化した。これを受け、サンドラッグと子会社のダイレックスから取締役が選出された。

 また、寺西取締役は、臨時株主総会後の取締役会にて、常務執行役員グループ営業統括に就任する。3月1日付けで、キリン堂の取締役 執行役員 経営戦略本部長に就任する。