ハウス食品グループ本社は5月31日、SBIインベストメントと共同で設立したコーポレートベンチャーキャピタル「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」を通じ、「フレンドマイクローブ」への出資を行う業務提携に合意した。両社は共同でハウス食品グループの既存事業領域および新規領域で事業シナジーが見込まれる国内外の有望なベンチャー企業を投資対象をしている。

 今回出資を決めた「マレンドマイクローブ」は、“微生物を友だちに”を社名に掲げ、微生物やその酵素を用いた技術を実用化。社会実装していくことでSDGsの掲げる持続的社会の実現に取り組んでいる。今回の第三者割当増資で調達した資金を用い、現在販売中の排水中の油脂分解システム「MiBiocon®-FW」の販売促進を行うとともに、さらなる性能向上を図る。排水中の油脂以外にも油脂分解微生物の適用範囲を広げる開発を進め、グリストラップや生ごみ処理機に適用するためのシステム開発を推進。今回、互いの知見やノウハウを共有し協働することで、両社のさらなる成長とシナジーの創出、生活者への新価値の創造が期待できることから出資を決定した。

 まずは、工場排水の油脂低減技術の導入検討を進め、業務提携により、フレンドマイクローブの油脂分解技術を生かし、廃棄物の削減と新価値としての有効活用の取り組みを進め、循環型社会の実現を目指していくとしている。