ファミリーマートは2月7日から約1カ月間、カウンターコーヒー「ブレンドS」で蓋一体型の完全紙カップ「the good cup(グッドカップ)」の導入に向けた実証実験を本社ビルの社員専用店舗で実施する。
実証実験に先駆け、1月31日に公式SNSで「グッドカップ」の紹介動画を公開。今回の取り組みについて意見を募集したところ、動画視聴者からは、「グッドカップを使ってみたい」「環境への配慮はありがたい」「分別が楽で使いやすそう」という賛同意見が寄せられた。
その一方で、「紙の味がコーヒーに影響が出ないか心配」「通常のカップも選択できるようにしてほしい」「蓋がなくても飲めるとうれしい」という意見も集まったという。これらの意見をもとに社員専用店舗で実証実験を行い、プラスチック削減に向けて検証を進める方針だ。
同社では、全店で「ブレンドS」を完全紙カップに変更した場合、プラスチック削減効果を2021年度比で年間約250トンと試算している。