アークスグループ傘下の道南ラルズは9月9日、北海道函館市に「スーパーアークス千代台店」をオープンした。出店地は函館市のほぼ中心部に位置する旧千代ヶ岱小学校跡地で市内全域から集客しやすい立地だ。道南ラルズ最大の売場面積803坪で、近隣では最大の広さの収容台数266台の駐車場を備えている。
MD面では、青果売り場で地元産品や近郊で採れた野菜のほか、カット野菜などの簡便加工品などを販売。水産売り場では、生寿司が好評の「魚屋の寿司」コーナーを設置するほか、道南ラルズ初となる「魚屋の惣菜」コーナーを導入。旬の魚介の焼き物や煮物、いか飯や揚げかまぼこなどを提供する。加えて、食品のパッケージ内の空気を抜いて真空状態にする真空包装機を導入し、従来よりも長く鮮度を保つことで食品ロスの削減にも取り組む。
食肉売り場では、北斗産おぐに和牛、七飯町産大沼黒牛などの地元産ブランド牛の品揃えを充実させるほか、レンジやフライパンで加熱するだけで食べられる簡便調理品を豊富に品揃えする。
デリカ売り場では「手作り」「出来立て」にこだわり、店内で販売している新鮮な野菜や肉を使用した鉄板焼や特製玉子焼きなどの商品を提供。揚げ物や焼き物などの定番商品、洋風ちらし寿司やアジア料理などのこだわりの商品も取り扱う。ベーカリー売り場では店内焼き立ての商品をはじめ、小麦にこだわった食パンや季節果実を使用したフルーツサンド、オリジナルバーガーなどを販売する。
日配売り場では、健康志向に対応し、大豆ミートを使用した商品や機能性表示食品、特定保健用食品、減塩商品、糖質オフや有機無添加の商品を充実させる。「道南ラルズ最大の品揃えを誇る」というアイスクリームコーナーや、チルドスイーツのコーナーも展開する。