オリジナルレトルト食品の製造を可能にする小型高温高圧調理機「達人釜」の新モデル「FCS-KM77」を今年10月に発売する。操作はマイコン制御による全自動運転により、食材と調味料をパウチにした袋を庫内にセットし、加熱条件を設定してスタートするだけで完成する。新モデルは、商品開発段階の加熱条件作成に便利な「F値制御モード」を搭載した。今まで食品加工業のほか、医療・福祉介護施設、1次産業、ジビエ加工場などで導入されてきた。ロスとなった食材をレトルト食品に加工できることから、食品ロスの多い外食企業のテイクアウト用や通販用への提案も強化する。