ロピアとジャパンミート(JMホールディングス)が競り合うSM企業買収。渦中にいるのが、埼玉県に本社を構えるスーパーバリュー(以下、SV社)だ。同社はSMとホームセンターを融合させたスーパーセンター業態を中心に、埼玉に19店、東京に12店、千葉に3店の計34店を展開している。

 そんな同社の株価が今年2月、一気に跳ね上がった。安売りSMのロピア・ホールディングスが出資したことが明らかになったからだ。SV社の発表によれば、3位の大株主で元監査役の川畑博士氏が持っていた株式と同氏が社長を務める株主2位の有限会社ドクターホールディングスが保有していた株式、さらに川畑賢治氏の保有分も含めた計33.17%をロピアが譲り受け、株主1位のライト経営(SV岸本七朗会長の資産管理会社で33.47%を保有)に次ぐ、2位の株主として浮上したのだ。

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