店内手作りの出来立て商品が目白押し

 東海エリアの中核店舗として、平和堂が700坪超の食品スーパー業態を出店した。3月1日、ビバホームが運営する大型商業施設「スーパービバホーム一宮店」の1階に「平和堂ビバホーム一宮店」をオープン。一宮市内では4店舗目、同市ドミナントのど真ん中への出店だ。

 同店の周辺はベッドタウンとして開発が進む一帯で、3km圏内人口は約26万3000人と肥沃。だが、一方で競合も多い。ショッピングセンター、食品スーパー、ドラッグストアを合わせた競合店数は30店超。また、価格への反応も敏感な地域という。

 そこで平和堂は、頻度品を中心に価格対応をしっかりと行いつつ、同社が得意とするこだわり・提案を打ち出す差別化の店づくりを推進。店内で手作りする出来立て商品を強化したほか、平和堂のこだわりPB「E-WA!(イーワ)」や地元商品のラインアップを深掘り。また、70代以上の高齢層が多い商圏を意識し、健康志向の商品も多く取り揃えた。

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