「買い物体験型SM」を支える四つのコンセプト

 マックスバリュ関東が新フォーマットを打ち出した。10月16日、おゆみ野店(千葉市)をリニューアルオープンした。2008年に開業した同店は京成おゆみ野駅から徒歩15分の場所にあるイオンタウンおゆみ野内に位地し、売り場面積は同社最大規模となる3006㎡を誇る。昨年、同社が設立10周年を迎えたこともあり、「次の10年を見据えた新フォーマットの1号店」(手塚大輔社長)として再出発することとなった。

 おゆみ野店が目指すのは、「買い物体験型スーパーマーケット(SM)」だ。これを支えるコンセプトとして、①「滞在時間を楽しむSM」、②「五感を刺激するSM」、③「自分好みのSM」、④「買い物以外の目的のあるSM」の四つのコンセプトを掲げている。

 ①については、従業員がお客との会話を通じて商品を提供するため対面売り場を強化。青果では地元農家から仕入れた採れたての新鮮な旬の野菜、産地や品種にこだわった果物を紹介。鮮魚では大衆魚や近海魚、貝類などを豊富に品揃えし、お勧め商品や調理方法などを提案する。

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