即食ニーズを見越し、デリカ売り場を拡大
ヨークベニマルが250店舗目の節目となる、ミライト一条店を宇都宮市にオープンした。同店が中核となる「ミライト一条」は、市の中学校跡地を活用した民間提案施設整備事業の複合施設だ。2022年11月の入札を経て準備を進めてきた物件で、「ベニマル館」とその他の「サービス館」とで分かれており、ベニマルのほか、マツモトキヨシ、ダイソー、クリニック、美容室、カフェ、市民ギャラリーや多世代交流室(レンタル会議室)などで構成される。施設の設計のほか、運営もベニマルが担っている。
すでに市内に12店舗とドミナントを固めているが、13店舗目となる同店は、宇都宮駅から西におよそ1.5kmの中心部で、ドミナントの比較的空白地帯。周囲1km圏内にはマンションが多く1人・2人世帯が全体の75%を占める。また近隣には市役所や学校、病院などもあることから、即食ニーズが高いと判断。デリカ売り場は通常と比べて1.3倍のスペースを確保し、イートインコーナーも席を多めに用意した。