三井不動産は6月3日、千葉県船橋市で段階的な建て替えを推進中の「ららぽーとTOKYO-BAY」北館建替え計画のⅠ期が10月に開業すると発表した。隣接する「ビビット南船橋」を統合し、売り場面積をさらに拡大させ、来店客の様々なニーズに応える豊かな施設滞在体験を提供していく。
同商業施設は「ららぽーと」1号店として、1981年4月に開業。北館建替え計画として2023年1月に一時閉館、24年3月に建替え工事に着手したⅠ期エリアが、2階建てから3階建てにスケールアップした商業施設に刷新される。現在営業中のⅡ期エリアについては、建替えに向けて25年10月13日をもって一時閉館する。
開業する北館Ⅰ期エリアには、高感度なセレクトショップ、スポーツ、ライフスタイル雑貨、飲食など幅広いジャンルの 94 店舗が集結。千葉県・ららぽーと初出店の香港でミシュラン一つ星に輝いた点心専門店「TIM HO WAN」やアメリカをテーマとしたコンセプトストア「ロンハーマン」などの出店が予定されている。3 階には、フードコートとレストランゾーンが一体となった千葉県最大級の一大フードゾーンが新たに誕生する。
統合する「ビビット南船橋」は北館建替え計画Ⅰ期の開業にあわせ、「ららぽーとTOKYO-BAY North Gate」へと名称を変更。「ららぽーとTOKYO-BAY」全体で約390店舗(北館Ⅱ期エリア一時閉館後)となり、同社が運営する商業施設で最大店舗数となる。