動物由来製品の摂取と利用を避ける「ビーガン」という完全菜食主義のライフスタイルが、欧米を中心に定着してきた。大量の家畜飼育とその搾取は非倫理的かつ温室効果ガスの大きな排出源であるとして、気候危機への配慮などから、近年ビーガン人口は欧州で増加している。

 特にドイツで菜食主義者は着実に増え、独連邦食糧・農業省による2025年の栄養調査によると、独在住者の半数近くにもなる。調査対象となった14歳以上の約1000人のうち、2%が自らをビーガン、7%がベジタリアン、37%がフレキシタリアン(時々は肉や魚を食べる柔軟な菜食主義者)と回答した。15年から毎年実施されている同調査では、この割合は安定的に上昇し、特に30歳以下の若い層、全体的に女性に多い。

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