カインズは10月24日、資本提携関係にある大都の全株式取得に向けて基本合意を締結したと発表した。大阪市に本社を構える大都は1937年創業の工具問屋をルーツに持ち、2002年にEC事業へ転換。DIY用品のECサイト「DIY FACTORY」や事業者向けのECサイト「トラノテ」を展開している。
両社は16年に業務提携、17年に資本業務提携を締結しており、カインズは大都のグループインによりプロ向け事業を強化。カインズが持つ250以上の店舗網と、大都の「トラノテ」が扱う400万点以上のアイテム、そして両社のサプライヤーネットワークをフル活用し、プロ市場における唯一無二のビジネスモデルを確立する構えだ。株式譲渡実行日は12月下旬を予定している。














