コメダは2月22日、東京・新宿センタービル地下1階に、握りたてのおむすびを提供する新業態「おむすび 米屋の太郎」をオープンした。同社和風喫茶「おかげ庵」の併設店舗で、持ち帰りとイートインの両方に対応する。和食を提供するおかげ庵で培ってきたノウハウを活用することで、専門店が増えるなど活況に沸くおむすび市場に打って出る。
名古屋発祥のフルサービス型喫茶「コメダ珈琲」(1071店舗、2025年1月末現在)が主力の同社は、コーヒーに加え、抹茶や団子などを提供する和風喫茶「おかげ庵」も展開している。これまで愛知・東京・神奈川などに計15店舗を出店。ドリンクのみの注文で、おむすびとみそ汁などが無料で付く和風モーニングが人気メニューの一つで、開店から午前11時までの提供時間には、多くの来店客が注文するという。