オークワは9月26日、2025年2月期第2四半期および通期の業績予想を下方修正した。
25年2月期第2四半期は、営業収益が当初予想より39億5000万円減の1225億5000万円、営業利益が同8億500万円減の2億4500万円、純利益が同4億1500万円減の8500万円を見込む。
通期では、営業収益が同50億円減の2540億円、営業利益が同10億5000万円減の24億5000万円、純利益が同6億5000万円減の5億5000万円を見込み、純利益は前期比45%減となる見通しだ。
下方修正の要因について、オークワは「主にスーパーマーケット事業によるもの」と説明。第2四半期において、来店客数の増加を柱とした収益拡大に取り組んだものの、施策の浸透に時間を要したことから客数や買い上げ点数が伸び悩み、既存店売上高が当初計画から約3.5%下回った。また、生鮮部門を中心に原材料価格の高騰や為替相場の影響を受けたことで、粗利益率も計画より0.2%低下した。
通期でも、下半期は施策の効果が表れることで改善を見込むものの、引き続き厳しい状況が続くとみて、既存店売上高を当初より1%引き下げて計画する。