中国を製造拠点とするファストファッションブランドのSHEIN(シーイン)は24日、フォーエバー21を抱える米国のスパークグループと資本業務提携すると発表した。
スパークグループは、ブランド管理会社のオーセンティック・ブランズ・グループとモールなどを運営する不動産大手のサイモン・プロパティー・グループの合弁会社で、シーインはその株式の3分の1を取得する。一方のスパークグループはシーインの少数株主となる。
また、シーインのECプラットフォームをスパークグループに提供する計画で、これによりスパークグループはシーイン上で、フォーエバー21の製品を販売できるようになる。シーインは現在、世界で1億5000万人のオンラインユーザーを抱えており、販路を大きく広げることとなる。
一方、シーインは全米のフォーエバー21のリアル店舗において、商品の返品など様々な取り組みを行うとしている。